ジュニアNISAって、何のための制度でしょう?子供の教育費を資産運用で作るのが目的で作られた制度です。

条件として19歳以下の日本在住の人以外はどんなものがあるのでしょうか?

* 年間80万円×5年の非課税枠がある
* 18歳まで引き出しが不可
* 祖父母からの生前贈与としてもらえる
* 投資した商品に元本保証はない

1、NISAと同じように5年間で最大400万の非課税枠が使えます。5年後にはロールオーバーも可能です。

2、教育費を作るのが目的になっていますので、現役で大学入学の年になれば引き出しが可能になる

3、毎年110万円までの贈与に贈与税が非課税になる暦年贈与を利用すれば、祖父母から孫に対してジュニアNISA用の資金が贈与できます。

4、株や投資信託に投資をするので、元本の保証はない。学資保険などと比較されるものですので、忘れがちになりますが、あくまでも投資という位置付けです。

子供の教育費のためのジュニアNISAですが、教育費って一体どれぐらいかかるものなのだろう?公立の中学、高校、国立大学に行ったとしてかかる費用は800万円弱といわれています。私立だったらこれ以上かかることになります。

ジュニアNISAは2023年までに口座を開設しなければ、使えなくなる制度なので、利用を考えている方は早めに作っておきましょう。

でもここでみなさんにお伝えするのはジュニアNISAより学資保険を優先させた方がよいということです。

子供の教育費を作るのが目的ですから、元本割れの可能性のあるジュニアNISAは危険があるということです。

その点学資保険は親に万が一のことがあっても教育資金が残せます。満期がある程度選べるなど安心感がありますね。

では学資保険はどんなところを選べばいいのでしょうか?

学資保険を調べる際、返戻率を参考にしてみるといいでしょう。

2018年戻り率ランキング 好条件な保険会社は? 参考 www.保険の裏ワザ.com/ランキング/学資保険

1位 ソニー生命       戻り率104,4~108,0%
2位 フコク生命       戻り率102,5~105,8%
3位 明治安田生命 戻り率103,1~105,0%
4位 JA共済        戻り率101,0~104,2%
5位 住友生命 戻り率100,5~104,9%
6位 アフラック 戻り率 96,7~98,4%
7位 かんぽ生命(郵便局) 戻り率 95,2~98,0%

こういう結果になっています。学資保険もマイナス金利の影響で元本割れしているのですね。参考にしてください。

ジュニアNISAでオススメの銘柄は上場インデックスファンド新興国債券や上場インデックスファンド海外債券(citi WGBI)毎月分配型などがオススメのようです。

*この2つの銘柄は収益率がマイナスになるとしもありますが平均して5%前後の利益を出しています。